責任感というやりがい
入社して丸3年。今は引っ越しのタイミングでお客さま宅を訪問し、ガスを開栓する作業を中心に担当しています。
ガスの開栓作業とは、ガスの圧力やガスの成分に反応する機械を用いてガス漏れがないかを確認し、問題がなければガス栓を開け、安全にガス機器が使えるかを確認する仕事です。これとは別に、警報器や消火器の設置、コンロや給湯器などガス機器を交換する前の現場調査とお見積もり作成も担当しています。
開栓作業は1日平均7〜8件。ガスの開栓には資格が必要ですが、入社後に1から学んで取得できるので心配ありません。ひととおりの現場を経験して、一人でも不安を感じなくなるまでに1年くらいかかりましたね。
働き始めた頃は現場で戸惑うことも多く、先輩に何度も電話をかけたり、時には現場まで助けに来てもらうこともありました。その点、風通しがよく何でも相談しやすい職場でよかったなって思います。
お客さまにとってガスはすごく便利な反面、使い方を間違えば危険もある。そんなガスを安全に使っていただける環境をつくるのが私の務めであり、責任です。
開栓作業にしても、例えば1カ所でもガス漏れの見落としがあれば事故につながりかねない。ですから現場では一つひとつの基本動作と確認作業を徹底します。そんな緊張感と責任感、そして無事作業を終えたときの達成感が、この仕事のやりがいだと感じています。
どんなときも寄り添う気持ち
お客さまにガスの話をすると、ついつい専門用語を使ってしまうんですね。そこは気をつけています。それから慣れてくると自分ばかりしゃべってしまいがちなので、現場ではとにかくお客さまが話しやすい雰囲気をつくるよう意識しています。話すときも真正面ではなく横に立ったり、お客さまが座っていたら、私も膝をついてしゃがむなどお客さまより目線が高くならないようにしています。ご高齢の方と話すときは、声の大きさや話すスピードにも気を遣いますね。
初めてのお客さまには必ず名刺をお渡しするのですが、「蒲谷さん、次もあなたにお願いするわね」と言われるとやっぱりすごくうれしい。ご高齢のひとり暮らしの女性からは、「女性が来てくれてよかった」と言われることも少なくありません。
私が一番大切にしているのは、「お客さまに寄り添う」こと。どんな状況でもお客さまのことを第一に考え、お客さまの気持ちに寄り添って、安心を届けたい。それが私のプライドです。
私ももうすぐ4年目。これからもお客さまに寄り添う気持ちを忘れずに、後輩から「開栓のことなら蒲谷さんに聞こう!」って言ってもらえるような先輩になりたいです。
プライド語録
寄り添えば、信頼はついてくる
1日のスケジュール
出社・朝礼・作業準備
朝礼の後お客さま宅に伺う準備をします。

事務所を出発
お約束した時間にお客さま宅に伺います。
(午前中に3~4件)

一旦帰社
AMの事務処理を行います。

昼食
社員同士でランチをします。
事務所を出発
PMにお約束しているお客さま宅に伺います(4~5件)


作業完了
帰社
業務の報告や事務処理、明日の準備を行います。
