「ありがとう。また頼むよ」の言葉を糧に
牛島仕事は住宅設備全般への対応ということで非常に多岐にわたりますが、修理や部品交換後の機器が正常に作動したときはホッとしますし、本当にうれしいですね。自分自身の達成感や安心感もありますが、やはり困っていたお客さまが喜んでくれるのが一番です。
金子むずかしい施工や修理に直面し、時間をかけて事を成し遂げたときの喜びは何ものにも代えがたいですね。ふだんからていねいな施工を心掛けていますが、お客さまから「きれいに仕上げてくれてありがとう。また金子さんにお願いしたい」と言われると、自分のやってきたことは間違いではなかった、これでよかったんだと思えて、自分の仕事に誇りが持てます。
吉田20数年の経験を持つわたしでさえ、むずかしい修理に当たることがあります。でも、それを一つひとつクリアしていくのがこの仕事の醍醐味かもしれません。いくつになっても技術を磨き、自分自身を高め、お客さまとの信頼関係を深めていく。結果、お客さまから「本当に助かったよ。次も必ず指名するから」と言っていただける。この仕事を続けて本当によかったなと思える瞬間です。
牛島とにかくコツコツと続けていくことが大切な仕事だと思います。入社後すぐは1回の訪問で直せない修理が度々ありましたが、経験を積み重ねる中でそういうことは次第に減っていった。挑戦を恐れず、しかし同じ失敗は繰り返さない。そう自分に言い聞かせることで成長を実感できるようになりました。
金子わたしが仕事で大切にしているのは、依頼された事をきちんとこなした上で、その他にお困りごとがないかを確認すること。ご要望があれば、その場で調べたり別のスタッフと連絡を取り合ったりしてできる限りのことをする。むずかしい場合は、後日改めて伺って対応するようにしています。家の中のすべての修理を任せてもらえるようになることが、自分の夢であり目標でもあります。
吉田技術的な鍛錬はもちろん、「東京ガスのサービスマンは気持ちがいい」とお客さまに喜んでもらいたい。ですから現場では笑顔でハキハキとした対応を心掛けています。当日どんな修理・施工をするのかを事前に分かりやすく説明するのはもちろん、前もってしっかり金額提示をするなど、少しでもお客さまの不安を取り除きたいと考えながら仕事をしています。
牛島当たり前のことかもしれませんが、前の仕事が長引いたら早めに連絡を入れる、曖昧な答えはしない、約束したことは必ず守る。それがわたしの仕事に対するこだわりです。お客さまの貴重な時間をいただく仕事なんだということを、いつも忘れないようにしています。
金子コロナ禍という状況下では、お客さまの家に上がること自体とても気を使いますね。マスクの着用は当然ですが、玄関先では持参したアルコールスプレーで手指を消毒しますし、室内に上がらせていただく際は、使い捨てスリッパの使用をするなど細心の注意を払うようにしています。
吉田わたしはスマートウォッチで自分の体温を測り、お客さまとの対面時にその数値をご確認いただいています。お客さまからは「お気遣いありがとう」と言っていただけます。こうしたことはほんの一例ですが、現場でのわたしの言葉や行動はすべて“東京ガス”を代表している。常にそういう意識を持って仕事をしています。
ネット通販にはない“付加価値”を
金子職種的には孤独なイメージがあるかもしれませんが、先輩・後輩のつながりは強いですね。以前、トイレの施工で見たことのない排水管が出てきたことがあり、どう取り扱ってよいのか分からず先輩に電話したところ、すぐに駆け付けてくれました。あの時は本当に助かった。実はこうした助け合いはお互いさまで、年齢を超えた社員同士のつながりはとても強い職場です。
牛島同感ですね。水まわり業務は機械や設備を相手にした仕事ではあるのですが、一方で人と人との関わり、スタッフ間の連携がとても重要です。機器修理だけでなく人と接するのが好きな人は、この仕事に向いていると思いますよ。
金子同僚、お客さまを問わず、修理の仕事は人の温かさや人と人とのつながりを実感できる素晴らしさがある。お客さまから面と向かって「ありがとう」と言われたときは、自分は人のために仕事をしているんだという実感がわきます。トイレや水栓金具など、さまざまな器具がネット通販で手軽に入手できる時代です。だからこそ物を売るだけでなく、お客さまの暮らしを手助けできる付加価値のある存在でありたいですね。
吉田ガス機器はもちろん、水まわりのことなら何でもご相談いただけるようになりたいですね。自身の目標として、あらゆる水まわりのトラブルに対処できる知識とスキルを身につけたい。そのためにも謙虚な気持ちで新しいことにどんどんチャレンジして、まだまだ経験を積み重ねていきたいと思います。