キャリアストーリー「お客さま対応から管理までの幅広い経験が、今日のキャリアにつながっている。」

試行錯誤の末に手にした信頼

わたしは現在、東京ガスライフバル大宮のラストワンマイル部の部長を務めています。入社のきっかけは、お客さまと直接接する現場での仕事に心を惹かれたこと。もともと前職の小売業で接客にやりがいを感じていたため、そのスキルを活かしながら地域と密接に関わっていけるライフバルの仕事に魅力を感じました。

これまで、機器の設置やメンテナンスといった現場での仕事を通じて、お客さまと綿密なコミュニケーションを重ねて信頼関係を築きながら、サービスにご満足いただけるよう試行錯誤をしてきました。

例えば、ご高齢のお客さま宅に訪問する際には、資料のポイントとなる箇所にふせんを貼ったり、ペンで印をつけたりするほか、同居のご家族がいらっしゃる時間に再度訪問してご説明するなど、できる限りの配慮を尽くしてきました。

自分自身が納得できるサービスを提供できたとき、お客さまから「丁寧にやってもらってありがとう」「あなたを指名したいときはどうすればいいの？」などとお声がけいただけることがあります。そうした温かい言葉こそが、今につながるわたしのモチベーションです。

チームの成功が自分自身のやりがいに

わたしは、現場の仕事に打ち込みながらも、多角的な視点を持った人間でありたいという思いを持って仕事をしてきました。機会にも恵まれ、幅広い業務や役職を経験し、今日につながるキャリアを形成できたように思います。現在はチームを取りまとめる業務が中心なので、自身が率いてきたチームや部下が褒められたり、表彰されたりするときに大きな喜びを感じています。

特に印象的だったのは、前年まで「お客さま満足度調査」で全社最下位だった大宮事業部が「カスタマーサービス大賞」を受賞した時のエピソードです。「もう下がるところはない、上がるだけ」を合い言葉に、当時チームリーダーだった私は結果の可視化とフィードバックを繰り返し実施。周りが結果を気にしてくれるようになり、大宮事業部全体で取り組んでいる空気感が生まれたのを覚えています。ときにはメンバーや他部署の方々とぶつかることもありましたが、それを乗り越えてのNo.1獲得は本当にうれしかったです。

今後は、さらなるキャリアアップを目指して、若手の経営層の育成研修にも主催者として参加していきます。お客さまと関わる現場での業務や、事業部を牽引するマネージメント業務の経験を活かし、幅広い視野で会社の発展に貢献していきたいと考えています。