話しを聴く。真摯に向き合う。
その大切さを後進に伝えたい。

東京ガスエコモ株式会社
東京ガスライフバル保土ヶ谷 店長

髙崎 祥太

(役職は2023年3月時点)

「話を聴く大切さ」への気づきが転機に

2023年で、入社して約23年になります。2021年に保土ヶ谷店の店長に就任してからは、社屋内に水回り実務の練習場(パドック)を設置するなど、社員の育成に特に力を入れています。

入社した当初は主にガス機器をお客さま宅に設置する「設備技術チーム」に配属され、技術を盗むのに必死の毎日でした。なかなか認めてもらえないもどかしさもありましたが、木工事や住宅設備機器の取り付けは大好きでした。

しかし、ようやく仕事が楽しくなってきた頃に持病の腰痛が悪化し、「メンテナンスチーム」に異動することになりました。メンテナンスチームはベテランが配属されることが多い部署のため、慣れるのに苦労した記憶があります。

異動から2年ほどしてチームリーダーに抜擢されましたが、本当に大変でした。自分よりも経験豊富で実力のある先輩に、リーダーとして指示・命令を出さなければならず、なかなかうまくいかなかったのです。転機になったのは、リーダー研修で「応酬話法」という営業トークの基礎やチーム運営について学んだことでした。

「応酬話法」を日々の業務に取り入れたことでお客さまとの会話が楽しめるようになり、営業成績も上がりました。同時にメンバーの意見にも耳を傾けられるようになり、チームがうまくまわるようになりました。当時は本当に必死でしたが、「設備技術チーム」と「メンテナンスチーム」の両方の実務を経験できたこと、そして「話を聴く大切さ」を学べたことは、現在の店長業務にも活かされています。

お客さまと地域に愛されるスタッフづくり

今の目標は、どのスタッフが担当してもお客さまに喜んでいただける店舗づくりです。そのために、「パドック」で行う社内研修では、自ら講師を務めることもあります。

わたしは18歳で入社し、設備、メンテナンスと所属が変わり、店舗の異動も経験しましたが、入社以来ずっと成長を見守ってくれているお客さまがたくさんいます。

たとえ失敗しても、それを教訓とすれば後の成功へとつながっていきますし、何よりその時々にベストな提案をすることが大切だと実感しています。一時的な売上にとらわれず、お客さまと真摯に向き合うこと。そうすればまた必要な時に頼っていただけるはずです。

この仕事は、お客さまと長くお付き合いしていくことが大事です。「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえる、親身になって対応できるスタッフを一人でも多く育てていきたいと思っています。

PROFILE

略歴

2000
入社
2007
メンテナンスチーム
チームリーダー
2013
メンテナンスチーム
グループマネージャー
2014
横浜関内に異動
2021
保土ヶ谷に異動
店長就任

大切にしている言葉

「人を愛し、愛されること」
お客さまやスタッフと信頼しあえる関係づくりを大切にしています。

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