仕事を創り、楽しみながら、
高いハードルを越えていく。

東京ガスリビングライン株式会社
事業推進部 事業計画グループ
営業支援チーム チームリーダー

林 亜紀

(役職は2023年3月時点)

相手の視点で考える大切さ

現在、事業推進部で企画の仕事をしており、配属されて12年目になります。10年以上異動がないというと、ずっと同じ仕事をしていると思われるかもしれませんが、実際はむしろ逆。全社的なイベントの企画やWEB推進など、さまざまな仕事にチャレンジをさせてもらっています。好奇心旺盛なので、何事も常に楽しみながら取り組んできました。

とはいえ企画を始めた当初は、仕事がうまくいかずに悩んだこともありました。キャンペーンを企画し、他部署に協力を求めたのですが、思うように動いてもらえなかったのです。

原因は明らかで、わたしのコミュニケーションが自分本位だったから。一方的に指示するばかりで、目的や相手が知りたい背景を説明できていませんでした。関係者からお叱りを受けたり、上司から助言をもらったりする中でそのことに気づいてからは、相手の視点で考えることを徹底するようになりました。

苦い経験でしたが、企画をするうえで大事なことを勉強できた貴重な経験だったと捉えています。今、部下を指導する際に多様な視点でアドバイスできるのも、このときの学びがあったからだと思います。

経験を活かして次のチャレンジへ

現在力を入れて取り組んでいる仕事が、WEB推進プロジェクトです。この仕事を任せてもらうようになったきっかけは、上司に自らホームページの改善を提案したこと。相談するとまもなく予算と人員がつき、今ではサイトの改修に必要なすべての作業を内製化できるようになりました。社員の挑戦を後押ししてくれる文化があるのはとてもありがたいことです。

もちろん、内製化を可能にした理由は人数や予算だけではありません。デザインソフトの使い方を独学で学んだり、SEO対策のセミナーを受けたりと、チーム員一人ひとりがスキルアップに励んだからです。わたし自身もサイト構築について勉強しつつ、リーダーとしてメンバーが安心して挑戦できるように「大丈夫、できるよ」と声をかけることを心がけていました。

チーム全体が成長したことで、ホームページはぐっと見やすいものになりました。ホームページの改善だけではなくチラシ作成等も内製化したことで、約2,500万円のコスト削減を実現しました。目に見える成果を出せたことで、大きな達成感を覚えました。

加えて個人的には、チームを牽引する力を養えたことも収穫です。この経験を生かして、今後も仲間と一緒にどんどん新たなチャレンジをしていきたいです。

PROFILE

略歴

2009
入社 経営企画部に配属
2011
営業開発部(現:事業推進部)
2017
事業推進部 チームリーダー

大切にしている言葉

「できない理由を探すよりできる方法を考える」
どんな頼まれごともまずは引き受ける。そこから信頼関係が生まれると思っています。

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